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全自動コーヒーメーカーを徹底比較~デロンギ、ガジア、ユーラ~

コーヒー好きなら誰もが憧れる全自動コーヒーメーカー。

購入しようと意気込んでも、何を買えばいいのか分からないのが現状ではないでしょうか?

特に、家庭用の上位機種ともなると20万円近くしますので、ネットで検索しても情報があまりありません。

私もつい最近、全自動コーヒーメーカーを購入しましたが、どのメーカーにするかとても迷いました。高い買い物なので、各メーカーのメリット・デメリットをよく調べて納得した上で買うことをお勧めします。

そこで今回は、私が全自動コーヒーメーカーを手に入れるまでに調べに調べ、悩んだ情報を記事にして、今現在どのメーカーの全自動コーヒーメーカーを買うか迷っている方に少しでも参考になる情報を提供したいと思います!

全自動コーヒーメーカーとは


全自動コーヒーメーカーと調べると色々出てきますが、ここで言う全自動コーヒーメーカーとは、ボタンひとつで豆を挽いて抽出することはもちろんのこと、洗浄までしてくれる完全な全自動コーヒーメーカーのことを指しています。

全自動コーヒーメーカーを製造販売しているメーカーは実はたくさんありますが、日本で容易に購入できるものとなると3メーカーほどに絞られてきます。

以前はサエコというメーカーも富士産業で取り扱っておりましたが、ガジアの日本上陸に合わせ、取り扱いが終了してしましました。

今回は、デロンギ「エレッタ カプチーノトップ」、ユーラ「E6」、ガジア「アカデミア」の3機種について調べた記事を書きたいと思います。

上記機種は各メーカーが提供する家庭用コーヒーメーカーの中では最上位モデルとなっております。上位モデルと下位モデルでは何が違うのかと言うと、

ミルクメニューが作れるかどうか、作れるミルクメニューの種類、コーヒーの濃さや抽出時間など細かい設定がどこまで出来るのかと言ったところです。

ミルクメニューが必要なく、挽き立てのコーヒーさえ飲めれば良いのであれば下位モデルで十分ってことですね!

それでは、各メーカーの違いを見ていきましょう!

デロンギ エレツタ カプチーノトップ


全自動コーヒーメーカーと言うと、日本ではデロンギがシェアNo.1です!

デロンギは日本法人であるデロンギジャパンがあるため、宣伝も積極的に行われていますね。家電量販店でも試飲出来ますし、目に触れる機会がもっとも多い全自動コーヒーメーカーです。

実は、デメリットはあまりありません。今回紹介する中では、もっとも情報が拾いやすく、日本に会社があると言う安心感は大きいです。

強いて言うならば、見た目の高級感があまり無いと言うところでしょうか。20万円近くもするのに基本プラスチックです。

ミルクメニューも豊富に作れ、その数最多の7種類。内容はカプチーノ、カフェラテ、エスプレッソマキアート、ラテマキアート、フラットホワイト、ホットミルク、マイミルクです。

開発段階において、ガジアを相当意識して作られているようで、泡の質やミルクの温度にもこだわっており、最もミルクが甘くなるようプログラムされています。

実使用面で見ると、ミルクの抽出口が低い位置にあるため、泡立ったミルクの飛散も少なめです。ただ、全く飛び散らない訳ではないので、ミルクメニュー作成時には機械を拭いてあげる必要はありますね。

付加価値好きな日本人好みにアレンジされており、カフェジャポーネと言う豆を蒸らしてマイルドな仕上がりにできる抽出メニューやラテクレマシステムという ミルク:泡=2:3 の黄金比でカプチーノを作る機能も用意されています。

ユーラ E6


こちらはスイス製のコーヒーマシンです。

デメリットは実機を見られる機会があまり無いことですね。私はフランス旅行した際に滞在したホテルでこのユーラE6が使われていたので見たことがありました。

ボディは重厚感のある黒で、特にフロントパネルの液晶がとてもキレイで目につきます。

日本人好みのマイルドなコーヒーで美味しかった。と言っても、これは豆に大きく左右されるので、同じ豆で挽いてみないと味の比較なんてできません。

重要なミルクメニューですが、ユーラの場合はミルクを専用の容器にいれる必要がなく、ミルクの吸引用の管をミルクを注いだカップに入れるだけ。

とても、お手軽です

ミルク抽出口も低めで、ミルクの飛散は少なめです。ですが、デロンギ同様、結局飛び散るので、ミルクメニュー作成後の拭き掃除は必要です。

ネットの口コミを見ても、美味しいと評判のユーラE6。価格も他のメーカーと比べてちょっと安め。

と言うことで、とてもおすすめしたいのですがひとつデメリットが。それは、コーヒーの抽出に専用のフィルターが必要で、ICチップにより抽出回数までしっかり記録されていること。使用回数や使用期限を過ぎると抽出が出来なくなるようです。

定期的にコストがかかるのは大きなデメリットですね。

ガジア アカデミア


エスプレッソの歴史を紐解くと、圧力をかけた熱湯で抽出する今の方法を開発したのがガジアの創業者Achille Gaggia氏だったようです。つまり、全自動コーヒーマシンを初めて世に出したのもガジア。つまりパイオニアで、ヨーロッパでは、コーヒーマシンと言えばガジアと言われるほど有名です。

これまではヨーロッパでしか購入できませんでしたが、2018年末に日本に上陸しました。

ガジアの最大のこだわりは、イタリア人が大切にしているエスプレッソのクレマ 。クレマとは、淹れたコーヒー表面に出来るクリーム状の泡のことです。イタリア人は、しっかりとしたクレマが出来ているかどうかでエスプレッソの善し悪しを判断するようです。

ガジアは全自動コーヒーメーカーで唯一、圧力調整機能が付いており、コーヒー抽出の濃厚さが調節できます。また、カプチーノのミルクの泡の量が調節できるのもガジアだけです。

難点はミルクメニューを作成するときに3機種の中で最もミルクが飛び散ると言うことでしょうか。特に、ミルクメニュー作成後には高温スチームで自動洗浄してくれますが、このスチームでミルクが飛び散るようです。

衛生的には良いのですが、掃除も大変そうです。

まとめ


3社のコーヒーメーカーを比較してみましたがどうでしょうか?個人的にはユーラはフィルター交換が必要で、ランニングコストが掛かるため、デロンギかガジアの2択かなぁと思います。

みんなが使っていて売れているデロンギを買うも良し。あまり出回っていない希少なガジアを購入するも良し。個人的には

ミルクメニュー: デロンギ > ガジア
付加機能   : デロンギ > ガジア
コーヒー抽出 : ガジア  > デロンギ
デザイン   : ガジア  > デロンギ

って感じかなぁと思います。

ちなみに、私はガジアのアカデミアを購入しました。レビュー記事もアップしますので覗いてみてくださいね(^^)

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