先日、結婚してからちょうど一年が経ちまして、プロポーズのことを思い出したので書きたいなぁと思いました。私のプロポーズのお話。
他人のプロポーズの話なんて興味ないと思いますがお付き合いください。
私が妻にプロポーズしたのは、付き合ってからぴったり半年経った年の瀬のこと。
プロポーズに先立って結婚したいなぁ的な意思は示しており、彼女も同じ気持ちであることは分かっていました。(これがプロポーズでは?とも思いますが、結婚しようとは言ってない)
なので、問題はプロポーズが成功するかどうかではなく、サプライズをどうするかと言うことで頭を悩ませていたのです。
王道は婚約指輪。ただ、彼女の指のサイズなんて分からないし、プレゼントするなら一緒に選んだ方が楽しいし、と言うことで指輪はパス。
そんなときはやっぱりお花ですよね。
私はバラの花が好きなので、バラの花とともにプロポーズすることにしました。
問題は本数。
一輪のバラでプロポーズとかキザすぎるので却下。
一生の思い出にしてもらうなら中途半端な本数よりは、大量の花束かなと考え、行き着いたのが108本の花束でした。
108は煩悩の数ではなく、10と8で『とわ=永遠』と言う意味です。
108本のバラでプロポーズしたって言うと、十中八九、煩悩?って言われますが違います!
今記事を書いていて思いますが、108本のバラでプロポーズするのも相当キザですよね。1本がキザで108本がキザではないという発想、ヤバイです。笑
ともあれ、108本のバラでプロポーズすることになったのですが、相当な緊張感がありました。緊張感と言うか、大量の花束を渡して引かれないかとか不安の気持ちの方が強い。
一方で、サプライズで思い出に残る日にしたい気持ちもある。
毎日どうしようかと悩んでいるうちに時は過ぎ、気付けばプロポーズ予定日の3日前。
108本の生花って、そんなに都合良く揃うのかと焦って探すもどこの店も間に合わない様子。(そりゃそうだ)
唯一、斉藤バラ園さんでお急ぎの方はお電話くださいと書かれていたので即電話。
すぐ調べて頂き、折り返し連絡で、間に合うとご連絡いただきました。本当に神対応でした。
悩んでいたのが嘘のような即決·即行動てましたね。
バラの到着日はプロポーズ当日の午前中。
届いたバラは開花直後のしっかりと詰まったバラ。真っ赤で本当にキレイです。
抱えるほどの大きな花束で、迫力と重量がありますが、108本のわりにコンパクトに収まっている印象でした。
当日は午後から会う予定でしたが、なかなか花束が届かず、結局夕方から会うことになりました。
花が届いてからは急いで開封、二人で写真を撮るために三脚やカメラを設定し、バラは別部屋に隠しておきました。
急いで仕上げて待ち合わせ場所へ行き、デートを楽しんだ後、部屋に戻りました。
彼女がトイレに言ったタイミングで花を用意し、戻ってきたときに花束とともにプロポーズという完璧な計画。
のはずが、バラの置いてある部屋を急に見たいと言い出したのです。
結局、中に入られ、サプライズは失敗。
そのまま部屋で渡すことに。あまりに計画外過ぎて、プロポーズもちょっとグダってしまいました。
このときから、妻のサプライズ潰しは始まっていたのです。結婚して一年、事あるごとにプチサプライズを準備しますが、妻は普段しない行動をして仕掛けを発見するんですよね。
全くサプライズに成功しないので、最近はもうネタですし、サプライズを発見してしまうことがサプライズになっています。どうしよう見つけちゃった的な。笑
プロポーズの話はこんなことあったなぁなんて、今でも笑えるエピソードとなっているので、ハプニングもありですね。
ちなみに、108本のバラは挿し木にしたり、ドライフラワーやキーホルダーにしたりと、色々アレンジして楽しんでくれた模様。完全に開花したバラの花はとても大きく、美しいものでした。
挿し木したバラはうまく根付き、妻の実家で栽培中です。
こんな記事でも、プロポーズ予定の方の参考になれば幸いです。