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使用してから半年経ったので、ガジアのアカデミアを画像をふんだんに使ってレビューしてみました

はじめに

ガジアの全自動コーヒーメーカー「アカデミア」を購入して、半年以上が経過しました。

私の場合、買ったは良いけど、飽きて使わなくなってしまうものも多いのですが、アカデミアに関しては本当に毎日、淹れたてのコーヒーを飲んでいます。

自分の生活の質が格段に上がった、買って良かったと思う数少ないものの1つ。

使い勝手も良く分かってきたので、レビューしていきたいと思います。

購入について

価格.comを見てもらえば分かりますが、アカデミアの価格変動は大きく、基本的には定価の278,000円付近で推移しています。しかし、定期的に最安値が198,000円になるという謎の現象が起きるので、焦らずに購入を待った方が良いかもしれません。

私が購入したのは楽天市場の「おしゃれ家電・雑貨 citynet2」さん。

私が購入したときは、アカデミアがはじめて値下げされたタイミングで、興奮のあまり勢いでポチってしまったのを今でも覚えています。

キャッシュレス決済で5%還元、楽天のセールでポイントも11倍だったので、とにかくお得に買えました。

高い買い物なので、タイミングを慎重に見計らった方が良いです。

開梱

アカデミアはとても大きく汚れた段ボール箱で届きました。イタリアからの輸入感がすごい。

段ボールの中には製品を包む箱が入っています。

早速開封します。

製品保護のための発泡スチロールに包まれていますが、この発泡スチロールがなかなか取れません。

と言うのも、外箱と発泡スチロールの間の隙間はほとんど無いため手が入りません。さらに、発泡スチロールによる保護の方法が、商品を上下で挟んでいるのではなく、左右で挟んでいるため、発泡スチロールごと取り外さないと、商品が取り出せない仕組み。

商品自体の重量もかなりあるので、取り出すのには本当に苦労しました。

中は新品だよね?と疑うところもありました。受け部分の金属部分が少し茶色く汚れていたり、水垢的なものが表面に付いていたり。

心配しましたが、販売元のフジ産業さんが検品しているため、多少汚れが付いていることもあるというような納品書が入っていました。

設置

設置場所ですが、確実に流しに近いところが良いです。その理由はコーヒーカスの廃棄と水の補充が頻繁に必要だから。

この辺は「毎日行うメンテナンス」の項で書きたいと思います。

私は流しの反対側、作業台(小さな食器戸棚)の上に設置しました。

ガジア アカデミアは店舗で見るよりも大きく感じます。やはり、広い店舗の中で見るのと狭い部屋で見るのとでは存在感が違います。

設置した食器戸棚の大きさが長さ105cm×奥行43cmです。奥行はピッタリ。ちなみに、アカデミア本体は幅30cm×高さ38cmくらいです。

付属品

アカデミアには、水をろ過するフィルターが1つ付属しています。セットしなくても当然使えます。私は浄水器の水を入れているので必要無いと思っていますが、折角なので付属していたフィルターを購入当初に装着したまま放置しています。

毎日行うメンテナンス

全自動コーヒーメーカーなだけあって、スイッチ1つで豆挽き、湯沸かし、抽出、流路の洗浄と全てを数十秒でやってくれるので、とても簡単。

豆はスタバの250g1袋が丁度入る容量があります。

毎日900mL飲んで2週間ほどで空になる感じですね。容量は十分というか、丁度良いです。

お手入れといえば、
① 挽いたコーヒーのカスを捨てる
② 水を足す
③ 洗浄の際に出た廃液を捨てる
④ 抽出装置を洗う

以上の4点なんですが、超絶ズボラな私にとってはちょっとだけ面倒だと感じることも度々あります。

水を入れるタンクは2Lありますが、コーヒーを挽いた後に加え、定期的に内部を洗浄してくれているので、水の消費が結構激しいです。

ちなみに、水は毎回この容器を取り出さなくても、注入口から水を注げば足すことが出来ます。水の追加は手間ではないです。

そして、定期的に洗浄してくれるということは、その洗浄水も貯まりやすいということ。

洗浄水は内部を開けて掃除します。

水とコーヒーカス溜まっているのが分かるでしょうか?

以外と容量が少ないので、それなりの頻度で交換が必要です。5杯に1回くらいだと思います。

その他にも、定期的に洗浄してくれているので、水が溜まる速度は、電源を入れている時間にも依存します。

水がない、水を捨てろというメッセージは良く見ることになると思います。

また、外して流すだけではありますが、抽出機の洗浄も面倒。毎日洗浄するようにと書かれていますが、私は気が向いたときにしか洗ってません。

そうは言っても、コーヒープレスのお手入れよりは圧倒的に楽だし、毎回挽きたてのコーヒーを飲める幸せは何にも変えられません。

ブラックコーヒー

コーヒーの味については、コーヒー豆の種類に大きく依存するので、なかなか比較するのは難しいです。

ただ、アカデミアで淹れたコーヒーは、とても口当たりが良く、そして、まろやかです。もちろん設定によって、ガツンと来る苦みを引き出すことも可能です。圧力抽出のおかげで、旨味がよく引き出されていると感じます。

何回淹れてもクレマはしっかりとたちますし、毎回、同じ濃さ、同じ味が楽しめる安定感があります。

ラテ

ラテを作るときは、専用の容器 (カラフェ)に牛乳を入れて、アカデミアにセットします。

セットする場所は本体右手。カバーが磁石で付いているので、外します。

ここにカラフェをセットするのですが、少しコツが必要なので、苦労するかも。こんなに押し込んで大丈夫なの?と思うくらい力強く押しました。

何回か使うとゆるくなるのかコツをつかんだのか分かりませんが、すんなり入るようになりました。

あとはスイッチ1つで自動的に作ってくれます。

購入するときに心配していたミルクの飛び散りですが、全く気にならないレベルでした。

と言うのも、使い方にコツがあるようで、ラテを入れるときはまず、CLEANボタンを押して、一度洗浄します。

それからラテを入れるとミルクの飛び散りはほとんどありません。

カラフェをセットしてそのままラテを淹れると、ボコボコの泡になり、そこらじゅうにミルクを飛び散らせるので注意です。

ミルクを入れた後に吹き出してくる高温スチームは迫力があって、毎回おぉーってなります。

ミルクが入った後にコーヒーが入りますが、自動的に綺麗な2層になります。

アカデミアで入れた泡は本当に強固で、1時間経っても全然へたりません。本当に濃密な泡が出来ています。

各種調整機能

アカデミアでは、コーヒーの濃さ、挽く豆の量、蒸らし時間、泡の量など種々の設定が可能です。

ガジアブルーイングシステム

まず、本体の正面に付いているのが、「ガジアブルーイングシステム(GBS)」と言うもので、これを回すと簡単に味の濃さを変えることが出来ます。

機械が自動で、挽く豆の量や圧縮具合を変えてくれるハイスペックな機能です。

一時的な豆量の調整

GBSの上に付いているボタンが豆量の調整ボタン。このボタンで3段階に豆の量を設定可能ですが、この設定は一時的なもので、変更直後に抽出するコーヒーのみに適用されます。普段のコーヒーは保存した設定通りに抽出されますが、そのときの気分で簡単に豆量を調節できるところが良いです。

グラインダー挽きの粗さ調節

グラインダーで豆を挽く際の粗さを調節することも出来ます。細かいほど味が濃くなり、粗くなるほど味が薄くなります。細かすぎると渋みや苦みも強くなるので、自分に合った挽き具合に調整できます。

抽出条件の登録

アカデミアには3種類のコーヒーと2種類のミルクメニューを登録することが出来ます。

コーヒーなら「ESPRESSO、CAFE、CAFE LUNGO」のボタンがありますが、それぞれのメニューでお湯の量や濃さを調節することが出来ます。

こちらはESOPRESSOの設定画面

粉の量、プレブルーイング、温度は3段階。コーヒーの量はバー表示なので、何回か入れて、自分のカップに合う量を探るしかありません。

こちらは、カプチーノの設定画面。

ミルクメニューの場合には、コーヒーの設定に加えて、ミルクの量と泡のキメ細やかさを調節することが出来ます。

ミルクメニューは全部で○○種類なんて書かれていますが、この細かい設定を一つずつ変えていけば何十種類もの組み合わせが出来ますね。

自分に合った設定を探していくのも楽しみの一つですね。

まとめ

デロンギとガジアどちらが美味しいのかと言うことは、これから購入する方にとっては大問題だと思います。

私自身、デロンギの全自動コーヒーマシンを持っていないので、比較することが出来ませんが、私はガジアにしてとても満足しています。

デロンギのミルクメニューでは、黄金比とか、ミルクの甘みを最大限に引き出す温度とか書かれているので、少し気になるところですが、ガジアにして失敗したところは、今のところありません。

少なくとも、見た目の美しさではデロンギに圧勝していますしね。

購入を検討している方のために、出来るだけ詳細にレビューしてみました。

購入の参考にして頂ければ嬉しいです。

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