毎晩3時間ずつ作業を進め、3日ほどかかりましたが、ようやくPCの中身を入れ替えることができました。
想像以上に大変な作業でした。
というのも、マザーボードとCPUを交換した後、ひとまずOSが入ったSSDはそのままつないで、windowsを起動させようという計画だったのですが、実際に組み上げてみるとwindowsが立ち上がらないという状況に。
事前の調べでは普通に立ち上がる感じだったのですが、どうやら私のPCは10年以上前のものなので、ブートシステムが変わっているようです。(現在はUEFIで、以前はMBR?)
このため、しかもSSDは認識されているもののboot optionに何も出てこず、PCを起動してもBIOSが立ち上がるだけという状況でした。BIOSのboot設定のところから、CMSという項目をenableに変えることで、boot optionにSSDが表示されるのですが、それでも立ち上がらず、またBIOSに戻ってきてしまいます。
ということで、諦めて新しいSSD(1TB)にwindowsをクリーンインストールすることにしました。
そこで心配になったのがOSの認証は大丈夫だろうかということ。私のPCはwindows7を購入してから、無料のアップグレードを重ねてwindows10になっていました。
調べてみると、マイクロソフトは2023年9月頃からwindows7、windows8.1のプロダクトキーを使ったwindows10、windows11へのアップグレードを遮断したとのこと。
いろいろなブログを見て回りましたが、ハードを大幅に変更(今回のようにマザーボードやCPUを交換)したものに対して、購入したwindows7をインストールし、その後windows10、windows11にアップグレードしようとしても認証が通らないということでした。
で、いろいろ考えた結果、新しい構成のPCにwindows10をクリーンインストールし、microsoftアカウントで認証させてはどうかと思ったんです。
せっかく組み上げたPCからまたマザーボードを取り外し、以前のマザボをつけなおし。旧PCからインターネットにつないでwindows10インストール用のUSBメディアを作成しました。
ここも一苦労で、インストールメディアを作るのにCドライブの容量が8GBも必要でした。私のPC,空き容量1GBもなくて、アプリを消したり、後で移そうと思っていたファイルをgoogle driveに置いたりしてようやく8GBを確保しました。
クリーンインストールの際に、プロダクトキーを聞かれますが、ここはキーを持っていないにしてインストールを完了させました。
microsoftアカウントにログインして、ライセンス認証を確認すると、認証されていないとの表示。新しいプロダクトキーにwindows7のプロダクトキーを入れても認証されませんでした。ところが、その画面にある、サポートに問い合わせるというボタンをクリックして進むと、システムのハードウェアを大幅に変更した場合という表示があり、これをクリックすると以前の構成のPCが表示されました。
以前の構成のPCをクリックしてアクティブ化したところ、すんなり認証されました。(必死だったので画面のキャプチャを忘れました。)
ほっと一安心。2万円の出費を防げました。
せっかく認証できたので、続いて、windows11へのアップグレードも試してみました。MicrosoftのホームページからWindows11をダウンロードして、実行。
30分くらいかけてインストールが完了。こちらも無事認証が取れています。
マザーボードやCPUを入れ替えた際のWindowsの認証方法について、私が行った方法をまとめます。
- Microsoft アカウントにサインインしておき、OSを紐づけておく(OSはWindows10)
- Windows10のインストール用メディアを作成しておく
- 新しいPCに2のインストール用メディアを使ってOSをクリーンインストールする(この時、プロダクトキーは入力しない)
- Windowsがインストール出来たら、Micosoftアカウントにサインインする
- 歯車>システム>ライセンス認証と進み、認証ができない場合のヘルプから、ハードウェアを大幅に変更したをクリック
- 以前のシステムが表示されたら、アクティブ化する
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